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ボーイズタウン全米代表からのメッセージ

2017年10月6日〜8日に開催されるスーパービジョン研修に向けて、ボーイズタウン全米代表スティーブン・E・ベイ神父より日本の皆様へメッセージを頂戴しました。

原文PDFはこちらです


全米代表より
2017年10月

スーパーバイザーの皆様へ

日本では多くの家族が悩みを抱えています。子どもへの虐待やネグレクト、危険で不健康な生活環境、情緒や行動の問題など様々な状況の中、家庭を圧迫し、引き裂く恐れのある巨大な問題の波に立ち向かっています。

ボーイズタウンでは、日々壊れた家族の惨状を目の当たりにしています。我々のプログラムは危険に晒される子どもや必要な養育が足りず家庭外へ措置された子どもであふれています。さらに多くの子どもたちは、自分たちの意思とは関係なく里親や施設で暮らしています。幸運にも多くの措置された子どもたちは以前よりも幸せに暮らし、希望を持っています。しかし、家族のことを愛している気持ちや寂しく思う気持ちは変わることなく、いつかは家庭に戻ることを願っています。

フラナガン神父には生前、強い信念がありました。「悪い子どもはいない。ただ、悪い環境、悪い指導、悪い例があっただけ。」私自身も悪い家族などいないと信じています。どの家庭にも必ず良いところがあります。親や養育者はより安定した家庭を築くために導きが必要なことがあります。皆様が活動を続けていく上でこの考えを強く持っていて下さい。

これは皆様にとっての挑戦です。皆様はアドバイス、導き、助けを届け、ファミリーコンサルタントの手本となる貴重な存在です。スーパーバイザーとしての立場は仕事以上のものです。それは、神のお召しであり、仕事であり、自国の家庭や子どもたちへのコミットメントでもあります。皆様が成功し、ファミリーコンサルタントや家族が成功をするためには、皆様の頭や手以上に心がなくてはなりません。皆様の行う仕事は100年前に始まり、家族が危険に晒される今も続く高貴な使命です。

プログラム、ファミリーコンサルタント、そして、最も重要な援助している家族の成功には、皆様の仕事が欠かせません。スーパービジョントレーニングは、家族に良い戦略を立てるために正しい方向性と導きを与えてくれます。今回学ぶ内容は皆様の仕事を少しでも簡単にしてくれることを願っております。皆様の仕事は常に他の人を助けていることを忘れてはいけません。

日本の子どもや家族の生活を向上するために皆様が努力していることへの感謝の気持ちは言葉で表しきれません。今回のスーパービジョントレーニングは知恵、知識、そして、ボーイズタウンの管理者が長年培ってきた練習と経験を組み合わせています。我々のスタッフが受ける継続的なトレーニングの延長線上でもあります。家族や子供が良くなるための助けを追求する中で決して手を抜いてはいけません。学んだ情報を十分に活用してください。

皆様自身、行なっている素晴らしい活動に誇りを持ち、行うこと全てが子どもや親が生活する世界の一部分を良くするきっかけになっていると考えましょう。

神の祝福がありますように。

ボーイズタウン全米代表
スティーブン・E・ベイ