幼稚園での問題行動を改善する方法

子どもの問題行動は早い時期から始まるということにお気づきの方も多いでしょう。子どもの悪い行動を見かけた場合には大人が観察し、どのように振る舞うべきであるのかを教えなければいけません。

問題行動を正すためには

問題が小さいうちに解決する
子どもが自分で問題を解決できるようになるために放って置く方が良いと考える人もいるでしょう。中には自分で問題を解決できる子どももいるかもしれませんが、そうでない場合は、親がすぐ解決しなければいけません。4回、6回と同じ行動を繰り替えるまで待っていては行動がエスカレートする可能性があります。

素早く意味のある悪い結果を
悪い行動はいけないことだと理解させましょう。その行動に関係のある子どもにとって意味のある悪い結果を用います。例えば、子どもが幼稚園のクラスメイトに噛み付いてしまった場合、それが良くない行動であることを伝え、明日お菓子を持って謝るのはどうかと提案してもいいでしょう。またその夜テレビを見る代わりにごめんなさいのカードを書かせることもできます。

代わりに取るべき行動を教える
子どもは感情にまかせて行動します。親や保護者は悪い行動を良い行動に置き換えるための手助けをしてあげましょう。子どもが状況を正しく扱うことができてないと感じた場合、取るべき行動を練習させます。

子どもの努力を評価する
子どもが問題行動ではなく、適応行動をとったら、ほめることを忘れずに!シール表などを使って良い行動の増加を見せて、子どもを勇気づけるのもいいでしょう。特別なご褒美は必ずしも必要ではありません。子どもと一緒に過ごす時間がご褒美になるはずです。

子どものお手本になる
子どもの行動はモデルとなる大人が周りにいることでより早く改善します。他人との付き合い方を見せ、良いお手本になりましょう。子どもの学校を訪問し、遊びの時間の行動を聞き、良くない行動がいつどこで起こっているのかを知ることで改善案を提案するのも手です。


元の記事:Biting, Bullies and Other Bad Behavior At Preschool