子どもとのコミュニケーションのとり方

子どもの1日について聞き出すための質問

■ 幼児〜小学3年生
「普通」や「楽しかった」以外の答えを子どもから引き出したかったら、「今日はどうだった?」と聞く代わりに体験やできごとを聞き出すための質問をします。
  • 今日、一番おもしろかった事はなに?
  • 今日、一番ハラハラしたことは?
  • このような質問は、子どもがよりオープンに話してくれるきっかけとなる次の質問へと続くでしょう。批判する事なく子どもの話を聞くことも大切です。
    ■ 小学4年生〜中学2年生
    子どもは、「今日はどうだった?」「今日は何をしたの?」という質問をされるのを好みません。特に過去に学校でトラブルのあった子どもは大人がそういった問題を抱えていないか気にしている事を感じ、なおさら嫌がります。代わりにあなたからその日にあったできごとを話し、子どもから口を開くのを待ちましょう。またタイミングも重要です。一日のいつが子どもにとって話しやすいのかを見極めることも大切です。
    ■ 中学3年生〜高校3年生
    この年代のこどもと話す場合、オープンエンドな質問をするように心がけましょう。一言で返すことのできる質問を投げかけても、せいぜい短い回答が返ってくるだけでしょう。創造的な質問をして楽しむことを意識しましょう。
  • 今日勉強した内容で一番面白かったことは何だった?
  • 学校で今流行ってる話題はなに?
  • こういった質問で会話を広げましょう。子どもが参加しているクラブやスポーツについて知識がない場合には勉強して下さい。小さなニュースや子どもの興味のあることから話題を広げることが大切です。

    元の記事:Communicating with Kids – Getting Children and Teens to Open Up