十分な睡眠時間を取って学力向上につなげる
睡眠時間は運動や日々の健康な食事と同じくらい重要です。肉体的・精神的に健康に朝を迎えるためには良い睡眠を取らなければいけません。睡眠時間が8時間に満たない子どもは、学校で低い成績を取る傾向があることも報告されています。
子どもが充分な睡眠時間を取っていない可能性を示すサイン
- 朝起きるのが大変
- 夜に異常にテンションが高い
- 疲れた様子を見せたり、よろけたり、バランスを失うことがある
- 気分の浮き沈みが激しい
ボーイズタウンは小学生に10-12時間の睡眠を取ることを勧めています。中高生は9-11時間の睡眠を取るように努力するべきでしょう。必要な睡眠時間の目安には個人差があります。一番大切なことは両親がきちんと見守ってあげることです。
睡眠時間を確保するには
- 明確な睡眠時間と起床時間を決める。年上の子どもがいる場合には、静かにし年下の子どもが時間どおりに寝ることのできるようにする。
- 決まった睡眠時間と起床時間を習慣づける。
- 快適な睡眠環境を整える。ブランケットや睡眠用の照明を用意したり、本の読み聞かせや音楽などを試してみる。
- 睡眠前のカフェインや砂糖の入ったお菓子の摂取を控える。
- 子どもに睡眠の大切さを教え、充分な睡眠がいかにメリットのあることかを理解させる。
どうしても子どもの睡眠問題が解決できない場合には、小児科医に相談してみて下さい。
元の記事:
Sleep plays an important role in academic success. Here's how kids can get more of it.